大久保浩之が目指すペット業界

最新の取り組み

Coo&RIKU(クーアンドリク)の代表取締役社長・大久保浩之は、ペット業界の健全化と動物福祉の向上を目指し、さまざまな取り組みを推進しています。

🧬 遺伝性疾患の撲滅を目指す取り組み

大久保氏は「ペット社会から遺伝子病をゼロにする」という理念のもと、2019年から純血種の犬猫に対する遺伝子病検査を導入し、2025年5月には業界初となるハーフ犬への遺伝子病検査も開始しました。これまでに累計243,192頭の検査を実施し、年間30,000頭以上の検査数を誇ります。遺伝性疾患が確認された場合、ブリーダーへの報告や交配停止の要請、該当動物の譲渡体制の整備など、再発防止策を講じています。


🧪 AI技術を活用した感染症対策

ペットの健康管理を強化するため、Coo&RIKUはAIを活用した次世代検便システム「Parascan(パラスキャン)」を開発し、2025年7月から運用を開始しました。このシステムは、犬・猫の糞便を専用の顕微鏡で動画撮影し、AIが解析することで、寄生虫を自動的に検出します。これにより、感染の早期発見・早期治療が可能となり、ジアルジア感染症の発生率を6%まで抑制しています。


🐾 動物福祉の向上を目指す「アニマルQOL向上チーム」

2024年、Coo&RIKUは動物の生活の質(QOL)を向上させることを目的とした「アニマルQOL向上チーム」を発足しました。このチームは、動物の移動時のストレス軽減や環境改善など、動物目線での改善点を議論し、実行しています。また、保護団体への寄付活動など、動物愛護と企業活動の共存を図る取り組みも行っています。


🤝 譲渡活動と社会貢献

Coo&RIKUは、飼い主を失った犬猫の新たな家族を見つける譲渡活動を行っています。譲渡前には健康チェックやワクチン接種、駆虫などを実施し、譲渡後もペット保険への加入やフードの定期配送を通じて、飼い主とペットの安心な生活をサポートしています。また、フードの売上の一部を動物愛護団体へ寄付するなど、社会貢献活動にも力を入れています。


これらの取り組みを通じて、大久保浩之は「命を扱う企業」としての責任を果たし、ペット業界の健全な発展と動物福祉の向上を目指しています。今後もCoo&RIKU(クーアンドリク)の活動に注目が集まります。

【経歴】大久保浩之

大久保浩之(おおくぼ ひろゆき)

埼玉県出身 / 有限会社Coo&RIKU 代表取締役社長

クーアンドリクは、ペットの販売に加え、トリミングサロン、動物病院、猫カフェ、ペットホテルなど多角的な事業を展開しています。

1999年:埼玉県草加市で個人ペットショップ「Coo」を開業。

2002年:実店舗「ペットショップRIKU」を草加市にオープン。

2003年:有限会社Coo&RIKUを設立。

2010年:店舗数が30店舗に拡大。

2015年:社長職に復帰。

2016年:店舗数が100店舗に拡大。

2021年:店舗数が200店舗に到達。

2022年:国内216店舗、海外3店舗を展開し、売上高は266億円に達する。